2013年4月2日火曜日

TPS

TPS(transaction Per Second)・・・1秒間に処理できるトランザクション量を示す。
トランザクションとは一連の単位を失敗か成功をひとまとめにできる処理を単位にします。Web系であれば1リクエストを1トランザクションとして言うことも多々あります。



【平成22年・秋】
Q.
商品検索と発注入力を行うWebシステムについて、時間帯別のトランザクション数を表1に、TPS(Transaction Per Second)と必要なCPU数の関係を表2に示す。このWebシステムに必要なCPU数は最低幾つか。ここでOSのオーバーへっど などの処理については虫でき、トランザクションは、それぞれの時間帯の中で均等に発生するものとする。



9:00~10:00 11:00~12:00 13:00~14:00
商品検索 12,000 48,000 24,000
発注入力 6,000 24,000 12,000


TPS ~10 ~20 ~30
必要なCPU数 1 2 3



A.
一番トランザクション数が多い場所に着目。11:00~12:00に48,000+24,000 = 72,000トランザクション。
1秒あたりだと 72,000÷3600 = 20。
20までならぎりぎりCPU2個で大丈夫。

2013年3月12日火曜日

標本化と量子化

音声信号のようなアナログ信号をメモリに保存できるようなディジタルデータに変換するためには、以下を行います。
・時系列にデータを抽出する標本化
・離散量に変換する量子化
標本化から量子化をのプロセスを行うのがA/D(アナログ/ディジタル)変換器。

D/A変換器はその逆でディジタル信号からアナログ信号のような連続量に変換を行う。

【平成22年・秋】
Q.
マイクロホンから入力された音声信号をメモリに記録する機能と、メモリに記録された音声データをスピーカから出力する機能とをもつディジタル録音・再生システムに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア・・・A/D変換器の出力及びD/A変換器の入力を、メモリのデータ線に接続する。
イ・・・音質はサンプリング周波数で決まり、量子化ビット数は関係しない。
ウ・・・録音時にはD/A変換、再生時にはA/D変換を行う。
エ・・・録音と再生とを同時に行わないならば、1個のA/D変換器だけで録音もできる。

A.
ア・・正解。
イ・・音質を向上させるには、両方大事。サンプリング周波数は時系列により微細化したデータが得られます。別名は標本化周波数。量子化ビット数
ウ・・逆
エ・・A/D変換器、D/A変換器は別もの。